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オーノキヨフミの今日このごろインタビュー 第4回目(2005.8.24 UP!) お久しぶりデース。すっかり御無沙汰のこのコーナーですが…忘れちゃダメだっつうのな。オーノくんの新曲「新宿西口摩天楼」もリリースされたことだし…いよいよ再開!って別に止められてたわけでもないんだってば。みんな色々忙しいんだってことで納得してくれよん。頼むよん。さて、このコーナーが止まってた間、チームオーノは激動でしたね。新曲のリリースはあるわ、バンド名は決まるわ、初ワンマンは決まるわ…いやはや時の経つのは早いにゃあ。これからはこのコーナー、更新まめにやるからさ。でなきゃ追いつけませんって。 と、猛省してる筆者ですが、久々のオーノ君インタビュー、今回は中野の某居酒屋にて、美味しいお酒を飲みながら…新曲の話やら色々聞いてきましたよ。 つうわけで、よろっ! スズキ:なんか、インタビュー久しぶりだよねえ。 オーノ:え?そんなことないですよ。 スズキ:いや、んなことない。少なくても…2ヶ月はやってない。 オーノ:いやいや、んなことないです。ついこないだやったじゃないですか。 あの…なんでしたっけ?そうだ、フレッシュネスバーガーで。 スズキ:いや、それ某雑誌での取材じゃん。久しぶりっつうのはこのウェブのインタビューですよ。すっげえ久々の気がする。 オーノ:え?そうですか?そんなことないですよ。スズキさんが忘れてるだけでしょう? スズキ:そうかな。 オーノ:そうそう。大変なんですね、色々スズキさんも(笑) スズキ:そうなんだよ…ってそんなことないし。ま、とりあえず本題に入りますか。ニューシングルの話。 オーノ:そうそう。もうね、自分のことなんだからとっ散らかしちゃ駄目ですよね(笑) スズキ:そうだよ。自分のウェブじゃん。 オーノ:そうだよね。イニシアチブ、取らなきゃね。マイ・イニシアチブ(註1)を! スズキ:マイ・イニシアチブって。 オーノ:いや、もうね、感謝してますよ。 スズキ:何をだよ。 オーノ:出会いの手続きをね、色々してくれて。女性の出会いの手続きはしてくれないけど、男性のね。早い話が今のメンバーなんだけど。あ、そうだ。バンド名、決まったんですよ。The JINJAっていうんですよ。昨日もアルバムに向けてのプリプロ(註2)してたんだけど、素晴らしいね。どのメンバーも。 スズキ:何で俺がオーノ君に女の子を紹介しなきゃいけないんだって(笑)意味わかんないし。ま、木暮さんはね…俺がフリーペーパーやってた頃、オーノ君、木暮(晋也)さんと対談したでしょ?確かに伏線は張ったつもりでした。今だから白状するけど(笑)組ませたかったんだよね。 オーノ:あ、そうなんだ。でもラガー(ドラムの梶山くん)もタケ兄さん(ベースの山口くん)も素晴らしいよ。バンドメンバーが変わって、ホント色々なことが出来るようになって。昨日のプリプロでもね、木暮さんのアコギが良かったんですよ!木暮さんはマジックが起きますからね、プレイ上で(註3)。まあ、起こるまで待たなきゃいけないんだけど(笑) スズキ:それは今回のシングルでもあったんでしょ? オーノ:ああ、ありましたね。木暮マジック待ちが(笑)間奏の部分のギタープレイは待ちましたよ!でも本気で凄みがあって。あのときのプレイを僕らは「木暮ハンマー」と呼んでるんですけど。あの人、凄いですよ。スーパープレイが出てくる。 スズキ:今回の「新宿西口摩天楼」はレコーディングも今のメンバーで演ったんだもんね。 オーノ:そうです。演りながらあらためて今のメンバーの魅力を発見したってところもりましたよ。ラガーとかね。彼の凄いところは自分のドラムスタイルをちゃんとデジタルで表現出来るってことなんです。もちろん、プレイ自体も凄いんだけど。タケ兄さんもね、もちろん素晴らしいし。 スズキ:でも、ホントようやくって感じじゃない?前のリリースは去年だもん。 オーノ:でもね、いきなりここにポンと来たわけじゃないしね。ここまで至る経緯っていうのは俺なりに試行錯誤してたわけだし。新しいバンドも組んだしね。で、今のメンバーと出会って、俺なりに色々作っては壊しっていうのを繰り返した中で、見つけたやり方の中で作った第1弾なんで。ようやく陽の目を見る事が出来て嬉しいですよ。 スズキ:でもライヴでは演ってたもんね。 オーノ:そうですね。3月かな?いや4月だ。4月の上旬に下北沢Queでライヴを演ったんですけど、そんときかな。アレンジは全然違ってたんですけど。もともとデモを作って、バンドのリハで演ってたらスタッフの受けが異様に良かったんですよ。じゃあライヴでも演ってみるかな?と思って演ったら手ごたえがね、予想以上にあったんですよ。じゃあ、このままプリプロ入ろうって感じで。 スズキ:じゃあ、今回の音って今のバンドメンバーと出会って、導き出されたところってあるんじゃないの? オーノ:うん。今のメンバーと演っててね、音楽を楽しむって気持ちを思い出しつつあるなあ、って感じてて。昨日のプリプロでもね、ギタープレイの件で3つの意見があったよ。木暮さん、俺、ラガーで意見が分かれてね。でもそれも単に意見が対立してるだけじゃないんですよ。演ってくうちにまとまっていくっていうか。 スズキ:へえ。そうなんだ。 オーノ:タケ兄とか平気で朝まで居ますからね。平凡ハウス(註4)に。バイクでがーっと来て、朝になったら帰る(笑)格好良いよね。ラガーなんて自分のギター持って来てるし(笑) スズキ:ドラマーがギター持って来てどうすんの(笑) オーノ:ねえ(笑)「タケ兄、俺のギター直してよ!(註5)」って言ってたりして。そういう状況の中でね、俺、1人で演ってた頃のテンションとか思い出したりして。1人で訳も解らず盛り上がって演ってた頃のね。 スズキ:あ、だからかな。2曲目の「空にお月様」ってすごくオーノ君のインディーズ1枚目の頃の雰囲気に近いなあって思った。 オーノ:うん。かもね。 スズキ:まんまじゃないけど、あのとき出来なかったことがちゃんと形になって出来るようになったのかなあって思ったの。それこそ去年佐久間さんと演ったとことかがちゃんと実を結んだ結果なのかなあって。 オーノ:うん。そうですよ。まさにあのとき演った実験の進んだ形というか。でも、飯食いながら出来た曲だったりするんですけどね、実は。食卓で、「キーボードでも弾こうかな」って。ほら、俺はギターで曲を作るから、鍵盤だと手癖で曲を作ることが出来ないわけですよ。そういう意味で作ってて楽しくてね。あっという間に出来ちゃった。 スズキ:昔、オリジナルラヴの田島(貴男)さんに取材したとき似たようなこと言ってたよ。あの人、あえて鍵盤で数年間曲を作ってたでしょ?ギターだと手癖であっという間に作れちゃうからって。 オーノ:おお。巨匠(註6)の友達が!でもそういうの大事ですよ。だから弾ける限り出来るだけ弾こうと思ってるの。ギタリストが鍵盤弾くとけっこうロックな感じになったりしてね。それがね、自分的に好きだったりして。だから今回の「新宿西口摩天楼」でも弾いちゃったりして。ホントはちゃんとミュージシャンをたてようかなとも思ったんだけど。 スズキ:俺はライヴで観たときから「この曲やべえ」と思ってたクチなんで。全然格好良い出来になってると思うよ。 オーノ:もともとは「東京シティライツ」(註4)の第2弾を作ろうと思ったんです。 ニューヨーク行ったり、色々な街を観た経験みたいなものも発端のひとつだと思うし、あと東京来てから3年っていうのも大きいんじゃないかなと思いますよ。「シティライツ」の時に歌ってたことって結構リアルなことだったと思うんですよ。上京のこと、生活のこと…自分にとって痛いぐらいね。他の曲よりリアルだったと思うし。 スズキ:うん。確かにそれはある。 オーノ:でね、今、またそういう曲が演れるような気がしたんですよ。シングルにしようとは思ってなかったんです。あくまで自分の中での「シティライツ」の2弾っていうか。メロディはけっこう前に出来てたんで、鍵盤入れて…そっからは早かったんですよね。 スズキ:東京って街にはそういう歌を歌わせる何かってあるのかな?やっぱり。 オーノ:ありますね。街自体が強い感じもあるし、今、俺はここでやって行こう!って思いがあるからじゃないですかね。地方から来て、気軽に(故郷へ)帰ろうとは思えないわけですよ。そりゃ、たまには帰るけど、ここを引き払って…っていうことは思えないっていうか。当たり前なんだけど(笑)やっていかなきゃって、むしろ思うわけだし。 スズキ:なるほどね。 オーノ:で、新宿西口って場所は地方じゃあり得ない場所じゃないですか。あんなビル街は普通の地方都市にはないわけですよ。企業の本社ビルとかね。大阪とかになれば話は別なんだろうけど。で、そういう場所に行くと逆に思い出しちゃうわけですよ。その場所自体には地方の匂いなんて全然ないのにね。 スズキ:皆無だからこそ、思い出しちゃうんじゃない? オーノ:うん。例えば渋谷なんてのは…ないんですよ。渋谷とか原宿行ってもそういう思いにはかられたことなんて一度もないわけです。でもね、あの場所に行くと色々思い出しちゃうんですよ、不思議と。あとね、「寂しい」って気持ちを散りばめたかったっていうのはあります。 スズキ:寂しい? オーノ:うん。こういう街だとね、「好きだ」って気持ちの他に、「寂しい」って気持ちだけで誰かと一緒にいたくなるってこと、あると思うんですよ。それは恋人でも友達でも同じっていうか。そういう気持ちは歌の中にちゃんと入れたかったっていうのはあります。 スズキ:オーノ君なりのリアリティだ。 オーノ:そうかもしれないですね。ファンタジー、じゃなしにちゃんと匂いのあるものにしたいって思いはありますからね。もちろんファンタジーはファンタジーでいいんですけど…そこには痛み…というか…現実の匂いみたいなものは感じてもらいたいですから。そこはちゃんとこだわっていきたい部分ですからね。 < 注釈> 註1 オーノ流造語シリーズその…幾つか忘れた。主導権のこと。 註2 現メンバーで只今レコーディング中ってことだ。こう御期待! 註3 木暮マジックは誰もが待ち望んでいるのだ。きっと。いや、絶対。 註4 オーノ自宅スタジオの名称。 註5 タケ兄の特技として楽器のリペアがある。俺も直してもらいたい。 註6 木暮さんの愛称。時々、教授とも呼ばれている。 (インタビュー:スズキダイスケ/KeyStation#) |
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